PALETTE2023年8月号(NO.69)

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- 2022年、熊谷でアツいカレーフェスが始まったのをご存知でしょうか?
その主催と並行して365日の「カレーマラソン」に挑み、
秩 父へ帰 ろ う 。
そ れ が 新 た な スタ ー トに
ましたが、 歳を目処に鳥の声や緑が溢
﹁ずっと 都 会で物 流 関 係の仕 事をしてい
て友人関係を築いていた。
地元を離れて暮らし、好きな音楽を通じ
理人だ。秩父市大野原出身で、就職後は
あるゲストハウス
﹁ちちぶホステル﹂
の管
ム﹂
こと 梅 澤 修さんは、秩 父 神 社 参 道に
張 る 。お 団 子 頭 がトレー ドマークの﹁サ
語らい、汗をかきながら 辛いカレーを 頬
人好きのする笑顔でお店のマスターと
サム(梅澤 修)さん
(ちちぶホステル管理人、DJ、
プロジェクトSAM主催)
種類くらい仕事をし
移住後は地域や移住者コミュニティでど
﹁昔から人と関わるのが好きだったので、
けた。
仲 間が﹁ラジオ番 組をやろう ﹂と 声をか
キイキと 語るサムさんの言 葉に、移 住 者
町おこしに繋がっていくのではないか。
イ
ようなことがしたい。それが地 域 貢 献や
んな人たちの輝きを 、
もっと 膨らませる
秩 父には面 白い人がたくさんいる。そ
していった。
繋がりは 、刺 激 的なコミュニティに変 化
ました︵ 笑 ︶﹂。サムさんが開 拓した 人の
を焼いたり、多分
自ら 行ったり 、キッチンカーでたこ 焼 き
支援相談を受けたり、秩父銘仙のPRを
教育支援プログラムに参加したり、移住
撮影場所:ちちぶホステル
んどん色々な 人に会って、手が足りない
輝 き を 増 幅 さ せる
人 との 関 わ りで 、
きた。
﹁全然違うんですよ﹂
という答えが返って
静かに 暮らす予 定でしたか?と 問 うと
すサムさん。Uターン移 住 後はのんびり
れる 秩 父へ帰るつもりでいました﹂と 話
40
と聞けば何でも手伝いました。子どもの
受 け 取った もの を 秩 父 につな ぎ 、
北の有名カレー店を招く﹁埼玉をアツく
カレー屋を営む友人から助言を得て、県
心に、
カレーを365日食べ続ける﹃マラ
上 げた。そして
﹁ 今 度は 県 北のお店を 中
する 激アツカレーフェス﹂
の企 画を立ち
F M﹁ F Mクマガヤ﹂
で、
サムさんと 仲 間
ジも 2 0 2 2 年 末に 無 事 完 走 。カレー
ソン﹄
に挑みました﹂
と笑う。
このチャレン
第3回を開催した。
フェスは好評を得て、2023年5月に
開 始 。埼 玉 県 北 部 を 盛 り 上 げ る﹁ プロ
ジェクトSAM﹂企画が次第に耳目を集
魅力も繋がって、
もっと面白くなる﹂
と言
うサムさん。人から人へ、違った魅力を繋
﹁地域や人が繋がれば、埼玉の散らばった
いで 新 た な 楽 し みを 生 み 続 け る 姿 は 、
﹁構成作家として参加してくれた友人と
ガヤまでのマラソン生中継を企画したん
トゥバック︶に重なる。
です。面 白がってくれたリスナーから 支
㎞を完走しました﹂
。
DJが交互に音楽を繋ぐB2B︵バック
アイデアを 練って、秩 父 駅から F Mクマ
めた。
で作る番組﹁いつかのサムタイム﹂
を放送
2 0 2 1 年 、熊 谷 市 のコミュニティ
還 元 し たい
サムさんの
プロジェクト活動の
様子などはこちらを
ご覧ください
援が集まり、感謝を込めて支援額と同じ
大きな企画を成し遂げたサムさんは、
60
20
第69 回
り
ら
き
ー
リ
ー
スト
のDJ、サムさんをご紹介します。
見事完走した
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